新型コロナウィルス感染拡大の影響でこれまで多くの行事が中止になる中、今年度初めての大きな行事として参加希望の生徒のみではありますが芸術鑑賞会を実施しました。幸いにも緊急事態宣言が解除されたところでしたが、劇団四季のスタッフの方も感染防止の指導をしっかりとしてくださり、とても安全に観劇することができました。
さて、アラジンといえばディズニーのアニメや実写版での映画で馴染み深く、ストーリーを知っていた生徒も多くいたと思います。しかし、実際に劇団四季のミュージカルを観て、また違った世界を感じることができたのではないでしょうか。色とりどりの衣装は目にも鮮やかであり、場内に響き渡る素晴らしい歌やコーラス、切れのあるダンス、バックミュージックの生演奏等、別世界に紛れ込んだような感覚を味わうことができました。特にランプの魔人ジーニーに多くの生徒は心を掴まれたようでした。この体験が、高校3年間の思い出のひとつとして生徒の心に刻まれ、これから知る多くの芸術的体験の一歩となることを望みます。
3年12組 Nさん
私たち3年生は、10月7日に劇団四季ミュージカル「アラジン」を鑑賞しました。この物語はとても有名な作品で、幼いころからディズニー映画を観ていたので、とても楽しみにしていました。
第一幕が開いた瞬間から異国感溢れる雰囲気に包まれ、個性豊かな登場人物や、豪華な舞台・衣裳・ストーリーを彩る歌やダンス、一つひとつ全てに迫力があり、圧倒された時間でした。アラジンとジャスミンの二人が魔法の絨毯に乗って夜空を飛ぶシーンでは、シンプルながらも魔法の力を感じさせるような演出で、星空に浮かぶ二人の姿と、その歌声に感動しました。私は、この作品を数年前に一度鑑賞したことがありましたが、学校の友人と観るということもあり、また違った視点で楽しむことができて新鮮でした。
残念ながら一度は中止になった校外学習でしたが、高校生活最後の学校行事に無事参加することができて、とても良かったです。また、行事の実施を叶えてくださった先生方に感謝し、この貴重な経験を大切な思い出にして、残りの学校生活を楽しみたいと考えています。