7月7日、1学年の保健委員26名を対象にZoomを利用したオンライン形式での「救命講習」が開催されました。講師は昨年に引き続き、千葉市海浜病院救急科の本間洋輔医師。講義では救急現場の緊迫した映像や音声を視聴し、目の前で人が倒れた時に「救命の連鎖」で命をつなげられることを知りました。次は実習。トレーニングキットを使って心肺蘇生法とAEDを実践し、たった1分でも胸骨圧迫をやるのは大変なこと、周囲の人の応援が必要なことを実感したようです。ワークでは「AEDはどうやったら普及するか?」と質問され、「車に取り付ける」、「筆箱くらいのサイズがあれば、みんなが持てる」などと回答。高校生らしい柔軟な発想に講師がとても感心されていました。講習を終えた生徒からは「何かあった時に何をすればいいかわからないことは悲しいこと。今日知れて良かった」、「なかなか勇気が出ない人間だけど、今回習ったことを周りにも伝え、生かしていきたい」、「どこにAEDがあるかしっかり確認しておきたい」などの感想が寄せられており、学び多い貴重時間になったようです。
学校生活
INFORMATION 学校生活のお知らせ