【2学年 沖縄修学旅行 1団2/11~14 2団2/12~15 国際教養コース2/11~15】
3年ぶりの修学旅行の実施となりました。収束傾向にはあったものの、まだ続くコロナの状況の中で、行くために生徒・保護者の皆様が様々な尽力を頂いたことに感謝申し上げます。また、誰一人旅行先で罹患しなかったことも胸を撫でおろしているところです。
1・2団(特進・総進・スポーツ)は3泊4日、と3団(国際教養)は4泊5日で沖縄を訪れました。どの団も多少の雨に見舞われることはあったものの、時に25℃を超える日もあるなど天候が目まぐるしく変わる沖縄で4日間ないし5日間を過ごしてきました。1・2団は1日目に平和祈念公園・ひめゆり資料館・旧海軍司令部壕を回る平和学習、夕食後はエイサーを鑑賞、2日目はタクシー班別自主研修、3日目にマリン・文化体験、美ら海水族館の見学4日目に国際通り班別行動を実施してきました。国際教養は、加えて国際交流語学研修を2日目に行ってきました。中学時代に大半の生徒が叶わなかった修学旅行。今回、その時の思いまで背負った彼らは、存分にこの沖縄修学旅行を堪能してくれたのではないかと思います。戦争の悲惨さとそれでも前を向く沖縄の人々の明るさと気丈さ、沖縄の文化・自然・歴史・産業を五感で感じたことで感性が研ぎ澄まされ、また仲間や先生方との絆も深まったことで、また一つ、成長することが出来たのではないでしょうか。
この経験をただの思い出としてだけ残すのではなく、俯瞰的に見つめ、これからの生活に活かしていってくれることを願っています。
感想: 気温8度の真冬の羽田。3時間弱のフライトを終え、外へ。気温は24度、常夏の島沖縄。
¶空港を後にし、バスに乗って旧海軍司令部壕、平和祈念公園、ひめゆり資料館を訪れた。そのそれぞれで酸鼻な戦争の記録や禍根の大きさを目の当たりにし、その上に成り立っている“今”を更めて嚙み締めることが出来た。平和の尊さを学んだ1日目であった。
¶班員と行動を共にした2日目。各々の班でコースを事前に決め、タクシーでの移動。古宇利島や万座毛といった自然に魅了されたり、おきなわワールドやアメリカンヴィレッジなどの観光地で仲間との思い出を作ったり、ブルーシールアイスやジャッキーステーキハウスで食を堪能したりとそれぞれ思い思いの時間を満喫した。
¶3日目は海を存分に感じる日であった。生憎の曇天ながらマリン体験で沖縄の海に潜る者、船を浮かべ風を感じる者、全力で驀進する者、海風を浴びながらリフレッシュする者と沖縄の海を全力で楽しんだ。着替えに昼食を済ませてバスで美ら海水族館へ出発。車内では海での疲れからか、穏やかな寝息がどこからともなく聞こえていた。到着後は館内を巡り海の生き物たちをじっくりと見ていった。ジンベエザメのいる大水槽の迫力に圧倒されたのは私だけではないだろう。